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桜鱸~急~

一瞬たりとも静止をすることはないその物質は刻一刻と変化を続けていた。 全ての運動は宇宙誕生レベルやそれ以前に既に決まっているなんて話もあるが、今夜は前日の雨の影響を受け、下げの流れがいつもよりも格段に効いている。 水面の桜はそ...
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伝説の地磯 と人は謳う

その昔、この地では鱸の大漁が釣り人の勲章であり、一度その地磯へ向かえば、険しい地磯への道中と引き換えに、持って帰るのを躊躇うほどの大漁が約束されていたと言う。 その地磯は、こう呼ばれた。 「伝説の地磯」であると。 地磯へ...
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原始の時代から拒まれていた

磯。 日本という国の地上に残された数少ない原始の世界。 その波濤に、釣り人は夢を追う。 山を越え、小磯を越え、やっとたどり着いたその岩肌を前に、時に人間は無力。 絶妙に登れない。 登ったとしても降りられない。...
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釣果が自分の好きなスタイルを教えてくれた

フルキャストしても届くか届かないかのギリギリを撃ちぬき 風にラインを整えてもらって そのまま流れにラインを預ける。 リップに少しだけ圧を感じながら 流す、流す、流す...。 50m先で水面が爆発したかと思えば...
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 TP-0014

届いた。 シマノ トリプルインパクト0014 このルアーのルーツを聞いた時から、昂ぶる気持ちを抑え切れない。 その人は、何を見てきたのだろう。 何がこのルアーの中に流れてるんだろう。 そんな事...
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あの淵は

10数年前、川虫をつけてハエ釣りに繰り出していたあの淵は。 ハエ釣りのはずが、ヤマメを釣り上げて大絶叫したあの淵は。 馬鹿でかい魚影がスーっと消えていったあの淵は。 その姿を留めることなくなくとも、その匂いだけは変わらず...
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対話

ある人は、農園をやっていた。 農園では、コーヒーを育てていた。 その人は言った。 「お前は水やりを頼むよ。水をやりながら、コーヒーに声をかけてみな。コーヒー、何かの形で返事してくれるぜ。」 聞こえなかった。 ...
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喜びを分かち合う、という事

僕には2つ歳上の兄がいる。 ともに幼少期よりサビキやちょい投げキス釣りを楽しんで成長したが、高校生にもなるとお互いやらなくなった。僕は大学生になってからシーバスのルアーフィッシングにのめり込み、兄も僕に2年ほど遅れて...
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